健康茶・ハーブティー辞典【健康茶 か行】|お茶・ハーブティー専科

健康茶・ハーブティー辞典


【健康茶 か行】  

【カキドオシ】

シソ科の蔓性の多年草。
「カントリ草」とも呼ばれ、日本各地の野原や道端にも自生している植物です。
またリモネンやウルソール酸といった有効成分を多く含み、優れた利尿作用あるとしてヨーロッパでも利尿剤として利用されたり、さらに、血糖値を抑える効果もあり糖尿病予防にも効果的で、他にも、肝機能を促進したり、優れた滋養強壮効果も期待できるとされています。



【柿の葉】

カキノキ科の落葉樹「柿」の葉の部分。
柿の実、葉ともにビタミンC、カリウムが豊富に含まれており、特に柿の葉には実にレモンの約20倍、ほうれん草の約10倍ものビタミンCが含まれているということです。
ビタミンCには優れた抗酸化作用があり、女性に嬉しい美肌効果、肌荒れ防止効果はもちろん、シミやそばかすを防ぐ美白効果も得られ、老化防止効果も期待できます。
さらには、風邪を予防する効果や高血圧改善効果もあり、また柿の葉のビタミンCは熱に強く、お茶にしても効果を保ち続けるという特徴もあります。



【ガジュツ】

ショウガ科ウコン属の多年生草本。
「紫ウコン」とも呼ばれ、高血圧や高コレステロールの改善、予防に効果的で、さらには、「アズレン」、「シネオール」という主成分が、脂肪やコレステロールの排出を促す働きをし、ダイエットや肥満の予防にも効果的で、また、老廃物(宿便)の排出も促進してくれるので便秘の改善にも効果的で、他にも、歯周病、口臭予防、ピロリ菌を除菌する効果で胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の改善効果も期待できるということです。



【ガルシニア】

オトギリソウ科の常緑樹。
インドやスリランカ、タイなどに自生する果樹で、その果実に含まれる「ヒドロキシクエン酸(HCA)」という成分には、摂取した糖分が脂肪へと分解されるのを抑えてくれる働きがあることがわかり、ダイエットに非常に効果的な素材として注目が高まっています。
さらにガルシニアには、満腹中枢を刺激し、満腹感を持続させてくれる効果もあり、そのために食べすぎを防ぐことができるといった効果も得られるようになり、さらにダイエットに効果的となっています。



【カワラケツメイ】

マメ科の一年草。
タンニンやフラボノイドが含まれ、優れた利尿作用や整腸作用、健胃作用などがあり、便秘の解消、予防、膀胱炎の改善などにも効果的とされています。
さらに「カシアノール」というポリフェノールが豊富に含まれており、この成分が脂肪の吸収を抑制しダイエットや肥満予防に非常に効果的であることが近年明らかになりました。
また中性脂肪の抑制にも効果的で、あらゆる生活習慣病の予防にもつなげられます。



【甘草】

マメ科の多年草。あるいは甘草の根や根茎を乾燥させたものを指すこともあります。
主成分であるグリチルリチン酸類には、優れた解毒作用や鎮痛作用、消炎、去痰(きょたん)、鎮咳(ちんがい)といった作用があり、漢方や生薬としても多く用いられています。
のどの痛みを和らげたり、せきを鎮めたり、さらには肝臓病や胃腸病の改善や抗がん効果も期待できます。



【キダチアロエ】

ツルボラン科(ユリ科)アロエ属の多肉植物。
その優れた健康効果で、古来より「医者要らず」とも植物となっています。
また、アミノ酸や有効成分「アロイン」、「アロエシン」、「アロクチン」などを多く含み、免疫力をアップさせる効果や抗菌、抗がん効果、また、血糖値を抑制してくれる効果もあり、糖尿病の予防にも効果が期待できます。
さらに優れた美容効果もあり、肌荒れや皮膚炎を予防し、美肌に導いてくれる効果や、他にも二日酔いを改善する効果や便秘解消効果もあります。



【キクイモ】

キク科ヒマワリ属の多年草。
「イヌリン」という、体内で吸収されにくく、血糖値を上昇させない有効成分を豊富に含んでいることが特徴で、さらには、インスリンの過剰な分泌を抑制してくれるという働きもあることから、糖尿病の予防や肥満の予防にも効果的とされています。
また、腸内にまで届いて、ビフィズス菌などの善玉菌の増殖を助けてくれる働きもあり、腸内環境が整えられ、便秘の解消といった効果も得られるようになっています。



【菊花】

キク科キク属の植物。
漢方薬としても用いられている植物で、あらゆる効果、効能があることから中国では「延命長寿の茶」としても親しまれています。
利尿作用や解熱作用、抗菌、解毒(消炎)作用など様々な効果があり、高血圧の予防やのぼせの改善、さらには、夏バテの改善や目のかすみ、眼精疲労の回復などにも効果的とされています。



【キャッツクロー】

アカネ科カギカズラ属の蔓性植物。葉の根元に猫の爪のようなとげがあるためにその名がつけられました。
またキャッツクローには、免疫力を向上させ、自然治癒力を高める効果や、抗腫瘍、抗酸化効果も期待でき、がん予防や脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病の予防に効果的とされています。

さらには、優れた抗炎症効果により、リウマチや関節炎、関節痛、腰痛、神経痛などの痛みの緩和や改善といった効果も得られるようになっています。



【ギョウジャニンニク】

ユリ科ネギ属の多年草。
「アリシン」や「チオエーテル」といった有効成分を多く含み、優れた滋養強壮効果があり、体力の増強や疲労回復にも効果的となっています。
他にも、眼精疲労の回復や視力の回復効果や糖尿病予防、通風やリウマチ改善といった効果も得られるようになっています。また、「硫化アリル」という成分も含まれており、体の酸化を防ぎ、血液をサラサラに保ってくれる効果も得られ、血圧を正常に保つことができるようになるといった効果も期待できます。



【ギムネマ】

ガガイモ科ホウライアオカヅラ属の蔓性植物。正式名称を「ギムネマ・シルベスタ」といいます。
ギムネマの主要成分である「ギムネマ酸」には、腸の中で糖分が吸収されるのを抑える働きがあり、糖分の摂りすぎを緩和させてくれる効果が得られるようになっています。
そのためにダイエット肥満の予防に非常に効果的な素材として大変注目が高まっており、さらには、血糖値の上昇を抑制してくれる効果もあり、糖尿病の予防にも効果を発揮してくれるものとなっています。




健康茶・ハーブティー辞典【健康茶 か行】2ページ目へ


健康茶・ハーブティー辞典一覧へ


このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

ページトップへ ▲