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杜仲茶とは?その特徴、効果、効能について
ツイート●杜仲茶とは?
杜仲というのは、杜仲科トチュウ属トチュウという“一科一属一種”という非常に珍しい樹木で、
その優れた薬効から中国では古来より漢方などでも用いられ大変珍重されてきました。
また古くはこの杜仲の樹皮を用いて、それを煎じ飲まれていたということですが、
樹皮の場合、精製されるまでに時間がかかってしまうことから、 今では、杜仲の葉を用いて茶葉として飲まれるのが一般的な杜仲茶となっています。
●どんな栄養成分が含まれている?
杜仲茶には、
・ゲポシニド酸
・グッタペルカ
・杜仲葉配糖体
・イリドイド
・タンニン
・カルシウム
・カリウム
・鉄
といった成分が多く含まれています。
●どのような効果、効能が期待できる?
杜仲茶の効能としては、
・がん予防
・高血圧予防
・ダイエット効果、肥満予防
・コレステロールを下げる効果
・老化防止
・肝臓病予防
といったものが期待できるようになっています。
●生活習慣病が気になる方の大きな味方
杜仲茶には、「ゲポシニド酸」や「グッタペルカ」という有効成分が豊富に含まれ、
これらの成分は、血圧を降下させたり、血管を若く保つ効果や抗酸化効果があり、高血圧の予防や改善、
さらには、高血圧が原因となる動脈硬化などの生活習慣病の予防にもつなげることができるようになっています。
また、特に「ゲポシニド酸」には強力な抗酸化作用があり、活性酸素を取り除いて、免疫力を高めてくれる効果があります。
そのために、老化の防止やがんの予防といった効果も期待できるようになっています。
●脂質の代謝を促し、ダイエットや肥満予防にも
杜仲茶にはさらに、脂肪の燃焼を促して、体内の脂肪を減らしてくれるといった効果も得られるようになっており、
ダイエットや肥満の予防、さらに、メタボリックシンドロームの予防にも非常に効果的となっています。
また、脂質の代謝を促してくれる効果もあり、脂肪分を摂り過ぎてしまう方の健康にも効果が期待できるようになっていますし、
他にもコレステロールや中性脂肪を下げてくれるといった効果も期待できるということです。
●血行促進や肝機能強化、こんな嬉しい効果も
杜仲茶には、さらに血流を良くして、血行障害を取り除いてくれるといった効果や、
優れた鎮静作用もあり、リウマチや関節炎、頭痛、生理痛などを和らげてくれる効果も得られるようになっています。
他にも、肝機能を強化してくれる効果もあり、二日酔いの防止といった効果も期待できますので、お酒を飲まれる方にもおすすめです。
●おいしい入れ方は?気になるお味は?
杜仲茶は茶葉としてはもちろん、ティーバッグでも多く市販されていますので、手軽に飲むことができるようになっています。
また飲み方としては、1リットルの水に、大さじ1、2杯(ティーバッグなら1袋)の茶葉を入れて、沸騰させ、その後は弱火にして、7~10分程度に出すようにするといいでしょう。
ダイエット効果や血圧降下といった健康効果をより得るためには、長めに煮出したほうが良いとされますが、長く煮出すことにより飲みづらさを感じる場合には、煮出す時間を加減しましょう。
味は、くせがなくすっきりと飲むことができるようになっていて、温かくしても、冷やしてもおいしく飲むことができるようになっています。
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